作詞家としても大活躍の久保田洋司がリーダーを務めるバンドのデビュー35周年を記念して制作した8枚目のオリジナルアルバム。 アルバムタイトル『朝露の首飾り』は、万葉集に由来。 牡鹿は、萩の花を自分の「妻」だと思っていて、その可憐な花に朝露がかかると彼は、その粒を首飾りにして「妻」にプレゼント。非常にロマンチックで、おおらかで、情緒豊かな歌が、万葉集には多くあります。1400年前の、現存する日本最古の歌集、その心を、少しでも受け継けついでいられたらという気持ちです。朝露の一粒一粒が、今、15粒の歌になり、首飾りができました。
コンパス
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ピュアでナイーヴな音楽性で1985年「ため息のマイナーコード」でデビュー。代表曲は、「内心、Thank you」「イタバリローカ」「君の名前を呼びたい」「木枯らしの少女 -BAD GIRL But Girl」他。1991年の解散までに5枚のオリジナルアルバムを残す。作詞家としても活躍中のリーダー久保田洋司は、2009年地元尾道の映画館の再建に向けて新曲「駅前映画館」を創り、尾道在住のメンバーと共にレコーディング。同映画館で再結成ライヴを行う。これをきっかけにライブ活動を再開2012年、再始動を宣言。