この作品は、東日本大震災により途切れてしまった常磐線の代行バス(富岡ー浪江)に乗った経験を歌ったものです。 J.S.Bachの「トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565」をアレンジしたバックトラックは福島の海のように青く透明で、どこか再生の予感を感じさせます。 現在、常磐線は全線復旧しましたが、東日本大震災を忘れないようにしたい・・・そんな願いの込められた作品です。
車掌レーベル
車掌レーベル
ポップな音源に不思議な節回しで詩をうたうポエトリーアーティスト。代名詞ともいえる「駅員・車掌シリーズ」のほか、思春期の傷つきとその回復、都市とのつながり、など、詩情豊かなテーマを、シリアスとユーモアが混ざったリリックで語ります。奥が深くてクセになる松岡ワールドをお楽しみ下さい。