深い海の底に辿り着いて、身体や気持ちがどれだけ冷たくなっても心の底にはとても小さい『熱』が確かにある。 それは希望かもしれないし愛かもしれない。 その『熱』に名前はないけれど、確かにそこにあるものを信じてこの世界を泳いでいきたい。 体が揺れるような心地の良いリズムサウンドに、ウィスパーなハーフトーンで繊細に歌い上げる。 熱い夜を優しく冷やす一曲。
hanami
hanami
シルクがたなびくような、とろみのある歌声が特徴の千葉県出身のシンガーソングライター。 その歌声には、天真爛漫さと陰りが同居し、複雑なヒップホップのグルーヴから、ポップなR&Bのフィーリングまで乗りこなし、一度で耳を掴む“ゆらめき”のあるフレージングが魅力。 かろやかに曲に引き込むリリックの語感の良さも魅力のひとつ。 アートワークも自身でプロデュースしており、その柔軟なアートセンスのファンも多い。