宮沢賢治「銀河鉄道の夜」からインスパイアを受けた、浮遊感に包まれるエレクトリックな一曲。 静寂な闇の中へと一人進んでいくことは、楽しさと同時に孤独と不安を感じさせます。 その感情は、大人へと向かっていく過程の中で体得していく孤独感と似たようなものかもしれません。 初音ミクによる歌声がこの曲に優しさと希望を与えてくれます。 ところで、銀河鉄道に乗るのは、最初から乗車切符を手に入れた人ばかりではありません。 それぞれがそれぞれの違った人生の冒険の果てに、辿り着きます。そして、それぞれが違った想いを持って降りていきます。 この曲の主人公は、一体どんな旅をしていくことになるのでしょうか。
50.449
50.449