4th album「microcosmos」から続く、エレクトロニカとアンビエントへの試行。リズムや規則性など音としてではなく音楽として、どこまで抽象化できるかが常に私の中での課題であった。今回は前作「dream」の抽象的且つ同系色なサウンドを引き継ぎつつ、異なる性格を持つものを一つのアルバムに収録。 自然の中に身を置いた時、目の前に広がるものの名前を、私たちは知っている。しかし、それらは名も知らぬ頃から存在していたし、名付けられたからと言って価値が変わるわけではない。そのものだけを見つめる時、物事の本質は見えてくるはずだ。
tohma
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