オノマトペだけで人生のしくじりや1日の出来事、心境の変化が伝わる面白さと、アレンジや効果音が余白を交えながら絡んで遊ぶ、暗号のような楽しい曲。洗練されたイメージと、温かさの両側面を自由に行き来できるようなシンセの音作りを基調にアレンジを構成した。ちんとんしゃんは三味線の音、とっぴんしゃんは東北民話の話の終わり方に出てくる音、こをろこをろは古事記によると日本ができた時の音で、日本語の初めてのオノマトペ。リズムよく音楽を楽しみ、「しくじりながらもいい塩梅で生きて(活動して)いこう」という気持ちを込めた。中程のドラムの音をオノマトペで模していくシーンはライブでも変化が付けられるセクション。
tuvera covera records
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シンガーソングライター横沢ローラとピアニスト工藤拓人の変則ポップスユニット。リズム、言葉遊びや、宮沢賢治をはじめ寓話的な物語を取り入れた詞の世界観と、クラシック印象派やジャズ、ポップスも融合した摩訶不思議でクセのある音楽を作る。ライブでは、2人のデュオやジャズカルテット、弦楽四重奏や管楽器の編曲も加えた11人編成まで幅広いスタイルで演奏する。