ピアノとオーケストラ要素を軸に、90年代ロンプラー風シンセやテープマシン風の音色がノスタルジックな彩りを加える「Candies」。Cosmos and Chaosが初めて初音ミクを起用し、芯のある歌声で想いの強さを描く。学生時代の飴玉のやりとりを、言葉にできない恋心の象徴として表現した歌詞が印象的。繊細なメロディと、包み紙に込めた小さな愛が交差する、切なくもどこか懐かしいサウンド。素直になれずすれ違う感情が、激しく揺れ動くピアノの間奏とシンセの旋律で表現される。
Cosmos and Chaos
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