今作品はビートメイカーがショコラティエに扮した場合どのようなモノができるのか?をテーマに、素材にはジャズを基調としたオールドミュージックを切り刻み、新たに構築したビートを早朝から昼、やがて夕方から夜へと1日のシーン別に沿って並べ、まるでチョコレート菓子のギフトのように包んだビートコレクションである。
法斎堂Recordings
法斎堂Recordings
奈良県出身。16才でHip Hopに出会い翌年からDJとしてのキャリアをスタート。25才の時にビートメイカー及びプロデューサーとしての活動を始める。そのビートメイクのセンスは歌い手のタイプを問わず確かな支持を獲得し続け、奈良をはじめ全国各地のアーティスト達へ、主に作品のリード曲となるビートを数多く提供し現在に至る。 そして6月に奈良市内で行われた[ユネスコ]×[なら国際映画祭]の共催プロジェクト「Grand Voyage with Africa」での短編ドキュメンタリー映画への出演、挿入曲制作など、地域に根ざしながらも着実に活動の分野や幅を広げている。 文 / 成田縁舟