"Cell Division"は、エレクトロニックで浮遊感のあるミニマルハウストラックです。シンプルで気持ち良いシンセコードのループは、中毒性が高いです。このコード音のポイントは、透明感のあるシンセサウンドと同時に、うっすらとパッドの音を鳴らしている点です。パッドを鳴らす事で広がりのあるサウンドに仕上がっています。ベースラインは軽快で、楽曲全体のグルーヴ感を強めています。チョップした声ネタはチャラさがあり、良い意味で楽曲のバランスを整えています。途中のブレイクでは一瞬無音の時間を設け、その後ドラムフィルを入れることで盛り上がる展開を作りました。シンセのアルペジオは心地良い響きになっています。
AFAMoo
AFAMoo
日本の音楽プロデューサー/DJ。2016年から楽曲のリリースを開始。ハウスミュージックに特化して制作を続け、これまでNervous RecordsやLobster Thereminなど世界中の名門レーベルから作品をリリースしてきた。2022年からはボーカル入りの楽曲制作も開始。2022年12月にリリースした「Tokyo Highway feat. Hazy Blue」は、"Tokyo Rising"や"Monday Spin"など、複数のSpotify公式プレイリストにリストインした。