気仙沼出身シンガー・ソングライター、綴璃ななのシリーズ4作目。 その最終を『つづき』という楽曲で締めくくる点に着目してほしい。 『つづき』は終わらない人生の歌だ。独特の憂いのある曲調に、今は未だ知ることの無い、この先の希望溢れる自分の人生を歌っている。歌詞の中に「透明」とある。それが『透明な宝物』に繋がったのかは知れないが、綴璃ななにとって「透明」という言葉は、特別な意味を持つようだ。
Picnic Record for Parade Artist
Picnic Record for Parade Artist
シンガー・ソングライター 抒情的な言葉で、自己体験かと思わせるリアルな出来事を歌う。 そのため、芯は硬質なのだが、輪郭には優しさがあふれ、悲しさも寂しさも温かく心にしみわたる。 歌声が非常にカラフルで、表現をさらに豊かにし、静かに聴く者の胸を打つ。 ギター弾き語りが基本スタイル。 気仙沼出身。かつては音楽を志した母親の影響を受け、幼年から歌い始める。高校時代は仙台などでライブ活動を続け、2018年に一念発起して上京する。上京後は派手な活動をせずじっくりと実力を磨いた。この先が非常に楽しみなアーティストである。