「祈る、願う」という人の普遍的と思う部分を生の声やピアノで表現し、煌びやかな街のLEDビジョンの光や、目がくらむほど眩しい友人たちの成功が流れるSNSのタイムラインに埋もれて、自分や身近な人の小さな光がかすんでしまう様子を、都会の電子音で表現し随所に散りばめた。 闇を怖がらずに目が慣れれば確かにそこに美しい光があることを近しい人たちと感じあい、時には誰かを優しく包む「闇」に自分がなれる、優しい曲に仕上げたかった。 合唱は、2024年1月1日の能登の地震を一緒に過ごした石川の人たちと一緒に、「願いの音(能登)に込めて届け」というダブルの歌詞の意味を後半に込めて収録した。
tuvera covera records
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シンガーソングライター横沢ローラとピアニスト工藤拓人の変則ポップスユニット。リズム、言葉遊びや、宮沢賢治をはじめ寓話的な物語を取り入れた詞の世界観と、クラシック印象派やジャズ、ポップスも融合した摩訶不思議でクセのある音楽を作る。ライブでは、2人のデュオやジャズカルテット、弦楽四重奏や管楽器の編曲も加えた11人編成まで幅広いスタイルで演奏する。