永遠と続く波の音、大海原を漂う船、そして心情を淡々と綴るペンの音…。 波の音をそのまま切り取ったフィールドレコーディングに、グリッヂやカットアップピアノ、不規則なカリンバやアナログシンセなどを融合させた、暗く深いエクスペリメンタルミュージック。 壮大なアンビエントサウンドスケープが織りなす生命の讃歌、第二弾。 本作は、北航平の1stアルバム『endless cycle of rebirth』から「voyage diary」が新たな解釈で再構築され、大海原に漕ぎ出す様子と内省の対比が描かれた2022年版アナザーバージョンが2曲収録されている。
neuf
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1976年生まれ、京都市在住の音楽家、打楽器奏者、アレイムビラ奏者。幼少の頃より親しんだピアノ、常に一緒に過ごしてきた絵画の美的感性、プロの現場で培った打楽器の技術を駆使し、生楽器と電子音楽が融合した唯一無二の音風景を創造するアーティスト。CMやドキュメンタリー番組、前衛系舞台やアートイベントの音楽なども多数手掛け、第51回ギャラクシー賞CM部門選奨受賞。