For Tracy Hydeの夏botこと管梓がシンセ・アレンジで参加し話題を呼んだデビューEP「re:lapse.ep」から半年振り、待望となる2nd EPが登場! 本作は、彼らが得意とするメランコリックな音像や侘び寂び感を踏襲しつつも、ブレス・イントロで始まる冒頭曲「wagon」で聴けるようなドリーム・ポップを披露する等、サウンドの広がりもみせる意欲作。 他にも、初期ジザメリを彷彿とさせる「timeless melody」、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのドラッギーな音像を現代にアップデートした「tonight,tonight,tonight」など聴き応えのある内容となっている。
re:lapse
re:lapse
re:lapseは2019年に結成、東京のドリームポップシューゲイザーシーンを中心に活動。淡くて儚い男女ヴォーカルとメロディ、限界まで歪ませながらも心地よくフローティングさせたシューゲイズ・ギターが最大の特長で、それらが哀調を帯びながらまどろんで絡み合っていく様はまさに圧巻。轟音やフィードバック・ノイズにまみれたサウンド・プロダクションのみでなく、アンビエントな浮遊感とシネマティックな音像がセンスに溢れ、Slowdiveの諸作品、My Bloody Valentineの「All I Need」や「sometimes」などの世界観を日本人特有な“侘び寂び”で表現したような情緒感が堪能できる。