不穏なビートが流れだしたと思ったら、まるで禅問答のようなラップが始まる。 深いことを言ってるのか、はたまた意味不明なだけなのか。 続いてのラッパーは単純明快なリリックで、逆に深いことを言っているのではと錯覚してしまう。 そして3人目。 小説を読んでいるかのようなリリックと、陰の踏み方が心地よい。 混沌から錯覚、そしてざわめき。 「森」だ。 そこで4人目の森の住人が顔を出す。 優しく語りかけるが体中から危険の警告音が鳴る。 陰と陽か。 ここは陽のあたらない陰の世界。 元の世界ははるか遠くへ。 陰の世界は居心地がいい。 やっと気づいた。 僕は森の世界の住人だってことを。
end of youth
end of youth