仙台市発エレクトロロックバンド、ローライラックの初となるEP。 ロックバンドとしての形をあえて壊し懐かしさと新しさが同居したダンスビート”花と夢物語”を起点に、内省的な心情吐露を掠れそうな世界観で刻む”ヨルムンガンド”、シングルとしてリリースされMVが話題を呼んだキラーチューン”輪廻転生”を経由した後、フロントマン田代唯人が小学生時代に制作しローライラックの擬曲化でもある王道シンセロック”飛べないペガサス”で締め括られる全4曲は、薄暗い歌詞で統一されつつもそれぞれがリード曲になりうるほどの強烈な個性を放つ。どことなく掴みどころがない彼らがシーンに投げかける、名刺のような自己紹介代わりの1枚。
ローライラック
ローライラック
2022年、Vo./Gt.田代唯人を中心に結成されたロックバンド。 煌びやかなエレクトロサウンドを軸に、ポップなメロディの中で影を落とすような歌詞は、そのアンバランスさと相まって独特の世界観を織り成す。 2022年10月に結成し、2023年12月に1周年を迎えたローライラックは、共催自主企画「first touch Vol.A」を開催、動員70人を突破した。 同年12月末に1st Digital Single「輪廻転生」をリリース。同作品でMVを公開し、2週間ほどで再生数1000回突破。 以後精力的に活動を行っている。