人生すべてを歌にするシンガーソングライター「逃げた魚」初のバンド編成ミニアルバム。前作の弾き語り作品「埋没」とは対照的にダークで疾走感のあるバンドサウンドならではの世界観を持った作品に仕上がっている。 僕らは透明な森で彷徨い続けている。鬱蒼とした現実が心に影を落とし、立ち並ぶビル群が巨大な大木のように行く手を阻む。この森を抜けた先にはどんな景色が待っているのだろう。
逃げた魚
逃げた魚
2023年 活動を休止した「アサモドキ」のギターボーカルのカワゴシセイトが、より自分自身の本質と向き合ったディープな音楽活動を目指して始動したソロプロジェクト。アコギによる弾き語り配信ライブをメインに、バンド形態での音源制作やエッセイ風セルフライナーノーツの執筆活動などを行っている。何者にもなれず埋没していくだけの人生を肯定し、死ぬまで生きる為の自伝的音楽。