ロックバンドRINDのデビュー作。タイトで構築的なリズムの表題曲 “alright” から始まり、疾走感のある軽快なビートに奇妙なフックが隠された “sakashira” を経て、抑制の効いたメロウな導入から一転して暴力的なロマンが炸裂するダイナミックな構成の “17” をもって大団円を迎える。多様な音楽性を見せつつ「ロックのど真ん中」を鳴らすことからは目を逸らさない。本作は、楽曲制作はもちろん、録音、ミックス、マスタリング、アートワークまですべて自分たちで完結させている。
RIND
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