MINIMAL EP あとがき

どうもこんばんは、いかがお過ごしでしょうか。
私は無事にEPをリリースする準備がととのい、一安心しているところでございます。

タイトルにも書いたとおり、来たる4月10日、私の新しいEP作品『MINIMAL EP』がリリースされます。
最新アルバムからちょうど半年ということとなります。

なんと、去年はアルバムを5月と10月に出しているというおかしな話になっていたのですが、
実のところ出し切っておりまして、さすがにさらに10曲級のアルバムは厳しいということになりまして、
2019年は着実にやっていこうと考えているところです。
またすぐに新たな作品を出すと思います。あっ!っと感じることができると思います。それは自他共にです。

話が前に行ったり後ろに行ったり申し訳がないという状況ですが、
この『MINIMAL EP』について、すこーしお話しさせていただきたいと考えております。

制作はなんと昨年末からスタートしました。
しかしずーっと制作をしていた2018年だったもので、なかなかに煮詰まってしまい、2曲分のデモ制作にとどまってしまいました。
ちなみにその片方は「Atelier」という曲となり今作にも収録されています。

実は、という話ですが、当初今作は〈ミニアルバム〉として制作していました。
なんとなく、結果的に全5曲となった今作より2、3曲多いくらいのイメージだったのですが、直前の3月に〈EP〉と変えた、という話にもなっています。

つづいて取り掛かったのが先行シングルである「Rings」、つぎに「Magnet」でした。
この2曲から意識し始めたのがタイトルにもなっている『ミニマル』というテーマです。
とくに「Magnet」に色濃く現れていますが、音数のすくない、シンプルなものをまとめてみようという心がけを持ちました。
ただ、あくまでもポップにというのを意識しつつ、そこは「Rings」に反映されていると思っております。

作品の全体像が見えてきた段階で、収録のボリュームを変更してからの制作は意外にもスムーズでした。
ひとつひとつに集中できるようになったので、濃度も増したように思います。
リードトラックである「Artworks」は肩の力がぬけた形での制作となりました。
ラストを飾る楽曲で、先述のテーマを大切にしながらも、やはり『GLEAM』の「Awake」や『STUDIUM』の「Monument」に通ずるものがあると感じています。

バランスをとるように制作した「Noctiluca」も含め、5曲すべて新たにこのEPのために作ったものとなっております。

このことを踏まえても、踏まえなくても、楽しんでいただけると幸いに思います。
よろしければ。