室岡裕介
僕がトーン切り替えが歌のテクニックであるという背景、そしてトーニング(Toning)のこと…
前に「声のトーン切り替えは、テクニックであり表現の一つだと考えるようになった」
と書いたのですが、
通常、声や歌の教師はこの様なことは言わないでしょうし
本来、シンガーだったらこの様なことは言うべきではないかも知れない
だけれど、新しい時代が来ているのだろうから述べておくことにしました
また、僕がトーン切り替えが歌のテクニックであるという背景には、
下記のようなことを知っていたから!というのがあります
そしてこの様な知識が一般に知られるようになったから!というのがあります
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ビジネスシーンでは、メンタリズムとして
トーンの切り替え、あるいは口先でいう周波数と胸で喋る周波数を使い分けるというテクニックが使われることがあるようです
例えば「昨日は仕事で失敗していまい、本当に申し訳ありませんでした」
と、伝えたい場合
ずっと一定に喋っていては何も伝わりませんから、
最後の「申し訳ありませんでした」だけをトーンダウンさせて喋る練習をします
口先ではなく意識を胸におとして「申し訳ありませんでした」を言います
この様に言われると、相手の脳が(ある意味)混乱し、トランス状態と言われるような状態になり、こちらの言いたいことが相手の潜在意識に飛び込みやすいのだという
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トーニング(Toning)とは一定時間母音を引き伸ばした意識的な発声をすることで、
(トーニングでは、AフラットとかFシャープであるなどは知る必要がない)
自然な呼吸を正しく使い、体内の生命エネルギーがよどみなく流れるようにするもの
具体的には、
微笑んで、はつらつと「イーーーーー」と声をだします
目覚まし効果があり、運転中や仕事の能率が落ちた時にカフェインより効くみたい
「アーー」は、ストレス解消効果みたい
と言った具合です
(他にもオーーとかハミングでやります)
ただ歌うより心拍数の低下や免疫反応の向上が見られるといった作用もあるようです