2022年に新体制となった、ライブハウスを縦横無尽に駆け巡るハードコアバンド CALの現体制初音源。 REFUSEDのようなハイエナジーで叙情的な音楽性は今作でも充分に継承されながらも、ハードコア起点の樹形図を独自になぞりながらミクスチャー、オルタナ等からの影響も盛り込んだ新基軸にも挑む意欲作で、飛び道具的キメ、80's 譲りなストンピンなビート、90's経由のメロディ・センスなどハードコアカルチャーを自在に行き来する様はCOMEBACK KID等のモダン・オールドスクールファン、TURNSTILE、SOULGLOなど再定義が進む現行のハードコアシーンにおいても存在感を放つ1枚になるだろう。
CAL
CAL
2016年にVo.清野とGt.大地(Downward/ex.A.O.W)を中心に結成。2022年にBa.もっちゃん(ghostlate/a.k.a.高輪ゲートウェイの兄)、Dr.コバヤシ(NEKOSOGU(i)/xonto/sokonoism/ex Maggie)が加入し、現在の4人体制に。 ハードコアを軸にそれぞれが影響を受けた音楽を取り入れ、既成シーンに囚われない活動を行う。現在までの音源は3枚のデモと、2020/9/30に大阪FIVE NO RISKのVo.鉄平氏によるレーベルOVER30KIDSより1stフルアルバムを出している。