作編曲は、いつもの牧野玄さん。 この曲が届いた時、パーっと広がったのが、人生で初めての蒸発経験でした。 衝動的に車に乗り込み、あてもなく飛び出したあの日。 歌詞の中にある「山の上の駐車場」は、中禅寺湖畔のホテルの駐車場。 宿泊客だと思って近づいて来た係の人は、私を自殺志願者と決めつける様な目で見ていました。 それからも色々あったけど、こんな風に明るく優しいメロディに抱きしめられながら、心に余裕を持って歌える今を本当に幸せに思います。
高山假名
シンガーソングライター&ヴォイストレーナー 2012年CCCメディアハウスより、「心を操る発声法 ~できる人は(((声)))を使い分けている」出版。