hanamiの2nd Single『invaders』 スクランブル交差点を渡ろうとしている時、赤信号のカウントダウンを見つめながら、前から歩いて来る人たちをどんな風に避けて行くか戦略を立てていた。 擦り切れる日々の中でも、心のどこかで「この人生はゲームだ」と楽観する時がある。 そんなことを考えながら、この世界に順応した侵略者たちが月のウサギを攫いに行く一夜のお話しを軽快なPOPSで表現した楽曲。 Lo-fiシーンのようなイントロから、レンジの広いグルーブサウンドまで物語のように構成されたトラックが心地よく、キャッチーなメロディーが映える一曲。
hanami
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シルクがたなびくような、とろみのある歌声が特徴の千葉県出身のシンガーソングライター。 その歌声には、天真爛漫さと陰りが同居し、複雑なヒップホップのグルーヴから、ポップなR&Bのフィーリングまで乗りこなし、一度で耳を掴む“ゆらめき”のあるフレージングが魅力。 かろやかに曲に引き込むリリックの語感の良さも魅力のひとつ。 アートワークも自身でプロデュースしており、その柔軟なアートセンスのファンも多い。