ヴォーカルの歌華(うたか)と作曲家の冨田悠暉(とみたはるき)によって突如結成された謎のユニット、「逆さまのイドラ。」。その2ndアルバムの制作は歌華の就職により難航し、春が過ぎ夏が終わり、秋を迎えて焦る冨田は考えた。 「……別にシングルカットで出せば良くね?」 そう、別にアルバムじゃなくても音楽は出せるのである。冨田が固定観念から解き放たれた瞬間であった。 《楽曲紹介》 ヤマアラシのジレンマを題材に君と僕との収斂進化を切なく歌い上げた孤高の一輪花。もどかしいこの距離を埋めるものは、愛か、試練か、鉄槌か――。アルメニア音楽や難読漢字をふんだんに散りばめたこだわりの逸品。
逆さまのイドラ。
逆さまのイドラ。