まじかるむじか

グルーヴィなベースラインとタイトなビートにのせたギターのカッティングリフは90sのブリットポップを彷彿とさせる。さらにそこに重なるポップなメロディと変拍子で混ざり合うグロッケンの音色はまさに「まじかる」で不思議な世界観のサウンドだ。「魔法」「手品」をテーマに書かれたリリックは「タネも仕掛けもドシラソファミレド」と締められており、音楽(MUSICA)は魔法(MAGIC)でありながら、タネも仕掛けも存在する手品(MAGIC)であるという夢と皮肉を同時に込めた哲学を打ち出す楽曲となっている。