第8回ちぐさ賞グランプリに輝いたテナーサックス奏者・中根佑紀待望のデビュー・アルバム。日本を代表するジャズ批評家で、同大会の名誉審査委員長である故瀬川昌久氏も生前「ソニー・ロリンズ以来の伝統的なテナーとジョン・コルトレーンから現代につながるコンテンポラリーなアドリブが頻繁に出てくる」と評した。2022年1月、横浜のライブハウスにて一晩2セット・計20曲を実況録音したものから選りすぐりの9曲を収録。ジャズならではライブの空気感・熱量がそこら中に詰まった作品に仕上がっている。ジャズが、そして音楽が好きな"誰か"への思いを込めてニューカマーは動きだす。
中根佑紀
中根佑紀