しんしんと降り続ける雪のような繊細で静寂なピアノ。掬い上げた瞬間に溶ける粉雪のような儚いボイス。優しく響くギターは、どこにも届かず消えてしまうシャボン玉のよう。無関係に人が行き交うターミナルの雑踏と無機質なノイズは、私の気持ちを理解せずに永遠に続く階段のよう。言葉で言い表せない感情と美を、アコースティックとエレクトロ、そしてノイズで紡ぐ。寂しさと温もりが絶妙に交錯する独自なアンビエントチルな世界観をお楽しみください。
a.un