軽井沢の風景と風土、文学に寄せた4曲。 先行リリースの「月と花との追分で」(信濃追分節のリメイク)とは雰囲気を変え、本アルバム収録の3曲はジャズとクラシックの要素を含めながら美しくかつポップに仕上げた。 北欧を想わせる凛と澄んだ空気感とオーガニックさを大切に、グランドピアノやウッドベースなど生楽器とデジタルサウンドを統一感をもってアレンジ。秀逸なのはカバー曲「ひこうき雲」(荒井由美)。歌詞の「大切な人の死」への想いと慈しみを描いた。 オノマトペルの多様な音楽観の中でバラードに寄せ、世代、時を超えた愛や優しさをテーマにしたアルバム。 穏やかに過ごしたい時やぬくもりを感じたい時におすすめ。
tuvera covera records
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シンガーソングライター横沢ローラとピアニスト工藤拓人の変則ポップスユニット。リズム、言葉遊びや、宮沢賢治をはじめ寓話的な物語を取り入れた詞の世界観と、クラシック印象派やジャズ、ポップスも融合した摩訶不思議でクセのある音楽を作る。ライブでは、2人のデュオやジャズカルテット、弦楽四重奏や管楽器の編曲も加えた11人編成まで幅広いスタイルで演奏する。