チームワーク

バンド活動してるとやっぱり人間関係が問題となります。 というか生きてる限り人間関係が一番のテーマにいつもなるのはぼくだけではないと思う。 といっても「似た者同士」、「ふんわり仲良し」、というバンドが「活躍する」という意味で上手くいったことはなくって、そこには自分とは全く違うタイプの人間と良い関係を築けるかどうかだってふと思ったので書いてみる。(一応ですが今は上手くいってます) ぼくが今までわりかし「活躍する」が上手くいったバンドというのは、どれもぼくがリーダーではないバンドです (一応ですがこのバンドを除く。と思う笑) どんだけリーダーシップないんだって感じなんだけど、今朝ちょっと深堀りして考えてみたんだけど、ぼくがリーダーでなかったから良かった、というよりはチーム内に全く違ったタイプの人たちと相互協力関係を築けたからではないかと。 まったく違う人というのは得意分野が違う人です。 ぼくの場合は、無茶なアイデアを連発して自分で収集できなくなって困るんだけど、それを上手くまとめる、整理する、無駄を切り捨てるというプロデューサータイプの人と相互補完関係になると無敵な気がします。 だからこそ助け合えるはずなんですが、 大抵の場合、価値観も違うし対立関係に一瞬で陥ります。 自分の得意分野=相手の弱点なのでお互いの攻撃力は最大。防御力は最弱なので攻撃しあうと当然大変なことに(笑) しかも得意分野からは相手の弱点は丸見え、そして超目に付く(なんでそんなこともできんのん、的な) となるので、一瞬でバンド内は最悪の紛争状態に陥ってしまいます(笑) 実際何度そういう状態に陥ってきたことか…(遠い目) バンド内を荒らしたければ「お互いのマイナスの面のみを語る」ことです。 たとえば、どんなうまいバンドでも、その中で一番演奏力が低い人っていうのは出てきます。この人を「足引っ張ってるな」って陰口であるとか、前進しないタイプの注意を繰り返している人いますけど、この考えで行くと一番足引っ張ってるのはそうやってメンバー間の力量の比較で考え、メンバーを承認しようとしないその人だと思うのです。 そもそも「絶対的に正しい」ことなんて音楽にはないと思うんですよね。 結局、自分にない力を持っている人をリスペクトしようってことなんじゃないかな? いや、大抵の場合、その人が実は持ってるスゴい力に気が付いてない。 (気が付く能力がない。そもそも価値観違うので) ということは 「音楽が上手かろうが下手だろうが、合っていようが間違ってようが、お互いに興味を持って無条件に承認する」 ってことではなかろうか。 自分を承認してくれる相手を承認することは簡単です。 でもタイプの違う人とは、最初から相手が承認してくれてないこともよくあります。 だから相互承認するためには、「承認してくれなくても承認する」ってことが必要なんだと思う。 むむ、むつかしいですね。完全にできておりません(;'∀') 意見や性格が対立したときは「どっちが正しいか」戦争や「主導権争い」紛争に陥りやすいバンド活動。 イラっときても嫌味を言わない、攻撃しない、ビシビシ指摘しない、 というのが必要です。 ぼくの不得意分野じゃないすか! 反省反省…
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