うどん

 

ニューアルバム、ショーマストゴーオンのジャケットに使われた

海賊船のオルゴールは、香川県の遊園地の制作コーナーで

子供に交じって作りました。もう4年前。

 

次の日に食べたうどんが忘れられないくらいおいしかった。

 

 

「かわむら」という店で、現地の人に教えてもらって行きました。

めっちゃ安くてびっくりするくらいおいしかった。

 

うちのスタッフが香川に遊びに行くという事で、

このかわむらうどんを教えてあげたんだけど

残念ながらもうお店を閉められていたそうです。

あんな美味しいお店がどうして続けられなかったんだろう。

 

うどんってなんであんなに安いんだろう。

本場のさぬきより、近所のうどん店の方が高いです。

あんな値段で売って儲かるんだろうか。

 

と、思って調べてみたら

香川のさぬきうどんの9割が労働基準法違反だったそうで

ニュースになっていました。

 

法律違反するほど貧乏してまでの安売りだったんだ。

 

同じ麺類でもパスタは単品でも1,000円以上取られるし

ラーメンも750円くらいなら普通の感覚。

蕎麦だって、せいろと天ぷら頼んだら2,000円オーバーです。

 

同じ麺類なのに、これだけの差。

原材料の値段とか違うんだろうけど、それにしてもっていう感じ。

 

そういえばリンガーハットが価格を下げたら

客が少なくなってしまったそうです。

値段を高く戻すと、客足が戻ってきたそうで。

 

牛丼だって、安い外食の代名詞みたいになってしまって久しいです。

美味しいけど、贅沢した感じはまったくしなくなっちゃった。

なんで、業界全体で、どんどん値下げ競争をしてしまったのだろう。

業界でこぞって価値を下げてしまった牛丼業界に勝者はいるのだろうか。

逆に「高級松坂牛の牛丼」を千円以上で売った方が売れる気がします。

 

なんか、似たような話を思い出しました。

劇団の方と、興業や演奏のお金関係の世間話をしたときに

音楽と演劇との状況の違いにぼくは驚きました。

劇団の方も音楽の状況に驚いておられました。

 

音楽は無形なので無料という感覚は

ネットの普及と共にどんどんと広がったんだと思います。

 

そういう流れだから、受け入れていくしかないのだろうか。

それとも、別の方法を探していくのか

多分、正解は無いし、

ミュージシャンの数だけ正解があるんだと思います。

 

ネットでこれだけ無料で無限に名盤が聴けてしまう現代に

 

ニューアルバムをどうやって人様に聞いていただけるかっていう事を

これからゆっくり時間をかけて考えてみたいです

じつはこういうこと考えるの、ぼくはすごく楽しいんですよね。

 

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