shido【BIG UP! selection 7 Questions】
インタビュー
『BIG UP!』を利用している注目アーティストをピックアップして紹介するメールインタビュー企画【BIG UP! selection 7 Questions】。今回はshidoが登場
Q1. 新曲「心魔」の制作のきっかけは何ですか?
『心魔』という曲を制作したきっかけは、私自身が長い間不安症と向き合ってきたことでした。恐怖に襲われるたびに、私は自分に向かって「ただの心魔、ただの心魔」と繰り返し言い聞かせてきました。――これは現実ではなくすべて自分の内側から生まれた、想像上の“怪物”に過ぎないのだと。その言葉は次第に、私にとってのマントラのような存在になっていきました。この曲の最初にできた歌詞も、その一言から始まっています。そのフレーズを原点にして、楽曲全体はとても自然な流れで形になっていきました。
Q2. 新曲「心魔」にはどういった想いを込めましたか?
この曲を書いていたときは、もしかしたらこうして言葉にしてしまえばちゃんと乗り越えられるんじゃないか、もう怖くなくなるんじゃないか、そんな気持ちがありました。そう思って、思い切って書き始めたんです。ただ実際には書き終えた今でも“心魔”はまだ完全には消えていなくてww。でもその代わりにすごくいい一曲が生まれたのでそれはそれでよかったかなと思っています。
Q3. 新曲「心魔」はどのように制作が進んでいきましたか?
この曲は、歌詞とメロディーがほぼ同時に生まれました。だからこそ自分の中ではとても「渾然一体」とした感覚があって、すべてが本来あるべき場所にきちんと収まっているような完成度を感じています。詞と曲が出来上がった後大まかな和声を決めてから、キーボーディストにピアノ版を弾いてもらいました。彼がいくつかモチーフやフレーズのアイデアを出してくれてそれをまとめた形でNaoki Itaiさんにアレンジをお願いしました。以前から板井さんの音楽がとても好きで、記憶の中ではビッグバンド的な要素のある作品も手がけていらっしゃったので、ぜひお願いしたいと思ったんです。板井さんから返ってきた最初の編曲デモは本当に素晴らしくて、とても驚きましたし、まさに自分が求めていたサウンドでした。
Q4. 新曲「心魔」を制作していく中で印象的だったことはありますか?
制作の過程でいちばん印象に残っているのは、全体がとてもスムーズに進んだことです。自分にとっては、作っていてあまり苦労がなく大きく作り直したり、方向性を何度もひっくり返したりすることもほとんどありませんでした。そういう意味では、珍しく「軽やかに」完成した一曲だったと思います。個人的に強く印象に残っている出来事としては、実は本番のレコーディングの時に体調を崩していて、少し大変だったことですね。ただそうした偶然やアクシデントも含めて、すべてがこの曲の一部なんだと思うようにしていて、特にネガティブな気持ちにはなりませんでした。

Q5. 新曲「心魔」の注目してほしいポイントがあれば教えてください。
もちろん、力強さと強いメッセージ性を持ったビッグバンド・ジャズです。それに加えて、この曲の「ナレーション」の構造も、とても面白いと思っています。全体としては、私と“心魔”とのあいだの対話のような形になっていて、ある部分は私自身の言葉であり、またある部分は心魔の声なんです。もし聴いてくださる方が、そうした点を少し意識しながら、この曲の中にある物語を想像してもらえたら、より楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
Q6.2026年はどのような1年にしたいですか?
2026年は、できるだけ体調を崩さず、心魔と戦う時間も少なくして、もっと楽しく歌える一年になったらいいな、と思っています。
Q7.今後のリリースやライブなど予定を分かる範囲で教えてください。
まだまだ、みなさんにお届けしたい音楽がたくさんありますし、自分自身についても、これからもっと面白い一面を見せていけるんじゃないかなと思っています。ぜひ楽しみにしていて、そばで見守ってもらえたら嬉しいです。ライブについては……正直、まだあまりはっきりとは決まっていないんです。
【RELEASE INFORMATION】
shido「心魔」
2025年3月4日(水)配信リリース
▼各種ストリーミングURL
https://big-up.style/dn4V6DC2zF
外部リンク
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