sequickサウンドで魅せる、心地よい違和感
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はsequickをご紹介します。
一つずる噛みしめたい音
いつどんな出会いが、人生の歯車を回転させ始めるかわからない。sequickの場合それは、中学生の頃に出会った同級生のお兄さんだ。それまでピアノも弾けなかった彼は、中学時代にDJを始め、高校でサンプリングの興味を持ち、talkboxに手を出すという音楽人生を歩むことになる。
現在のsequickの活動は、枠にとらわれることなく実に多彩だ。DJ、作詞家・作曲家、トークボックスプレイヤーといくつものわらじを履き、彼だからこそ生み出せる楽曲を作り続けている。それゆえ音楽仲間からの信頼も厚く、三浦大知への楽曲提供やKEN THE 390、KOHHらとフィーチャリングも果たしてきた。各々のキャラクターを活かした柔軟な曲作りができるのは、彼の強みと言っても過言ではないだろう。
先日リリースされた「TickTack」は、生楽器と電子音で加工した歌声の組み合わせが新鮮なナンバー。聴きやすいビートやメロディーに乗せることで、真新しくも耳なじみがよく仕上げられており、さすがの一言に尽きる。一音一音の奥行を楽しむようにして、ぜひ聴いていただきたい。
●こんなアーティストが好きな人におすすめ●
・冨田ラボ
・Kan Sano
・MaisonDe
・Shin Sekikura