アンダーグラウンドからDFIが打ち出す独自のカラー
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はDFIをご紹介します。
何度も聴くことで出会える違う景色
ジャンルの垣根を超えて、ハイブリットな表現をするアーティストが増えた2010年代。その流れはマスだけでなく、アンダーグラウンドでも当たり前のようだ。東京で人知れず、DFIというソロプロジェクトが始動していたのだから。
Director’s Fucking Ideaの頭文字をとって、DFIと名乗る彼。その背景にあるのは、グランジやヒップホップ、ファンクなどの音楽だ。彼の作品を耳にすると、少なからず納得することだろう。
グランジ感の強いノイジーなサウンドメイクに、ブラックな乗り方をするメロディー。この2つは、彼の音楽の大きな特徴だ。それを、ネガティブな歌詞で作り上げることで、DFIの世界観を作りあげている。
先月リリースされた『ラヴ・ホテル』は、全6曲で構成されたシングル。一聴すると残響レコード系や黒虫芸術のような印象を受けるが、聴きこんでいくほどキャッチーな面に出会える一枚となっている。20枚で1周できるので、ぜひ何度か聴き重ねてほしい。
●こんなアーティストが好きな人におすすめ●
・Suchmos
・King Gnu
・Nulbarich
・踊Foot Works