パンキッシュに昇華する、The コットンクラブのメランコリー

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はThe コットンクラブをご紹介します。

弾ける音で痛快に

九州・沖縄地区からヒットを狙うscramble edgeが、更なる刺客をしかけてきた。その名は、The コットンクラブ。高級ナイトクラブを名に持つ彼らは、2018年結成のパンクバンドだ。

彼らの特徴は、必要最低限の音で紡がれたスタイリッシュなサウンドだ。奇をてらうようなことはせず、オーソドックスど真ん中を行く音作りと構成で勝負をしている。
そこに乗るのは、誰の日常にでも潜む憂鬱の数々。ダウナーな曲にネガティブな歌詞を載せるととことんマイナスになってしまうが、あえて明るい曲調と合わせることによりポップな聴かせかたをしている。

先日リリースされた「Talking Machine」も、そんな彼らのカラーを大いに反映された1曲。サビに入った途端、思いが爆発したように弾ける音は痛快の一言だ。2019年に置いていきたい嫌な出来事も、The コットンクラブの音があれば綺麗に清算できるかもしれない。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・dustbox
・Hawaiian6
・COUNTRY YARD
・ENTH