ギャップで魅せる、アクマデが描く愛の模様

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BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はアクマデをご紹介します。

愛も憎しみも地続きな想い

想像していたものと事実に隔たりがあることを“ギャップがある”と表現するが、アクマデのYuRiはまさしくそのタイプだ。中性的であどけないビジュアルとは裏腹に、その歌声は男らしく艶めかしい。

アクマデのテーマは、「飽くまで愛して」。愛することに付随する憎しみや悲しみなど様々な感情を包括し、愛の形として届けている。この表現に到達したのは、YuRiが前身バンド時代に「愛とヘイト」をテーマにしていたことも大きく影響しているだろう。“愛と憎しみ(ヘイト)は対立しているものでなく地続きになっている”と気づいたからこそ、愛に多種多様な色をつけ魅せることができるのだ。

そんなアクマデだが2019年12月にはikkiが加入し、ユニットとして再スタートした。先日リリースされた「神様-モノローグ-」は、新体制になって初めての楽曲だ。サイケデリックなギターソロと地を這うような歌声は、90年代のV系バンドを彷彿させる。Madison Square Gardenを目指す彼らの躍進が新年も楽しみだ。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・L’Arc〜en〜Ciel
・THE ORAL CIGARETTES
・黒狐-KUROKO-
・escape from sorrow