柔軟に攻める、HYDRO×簾ンデゲオチェロのコンビネーション

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はHYDRO×簾ンデゲオチェロをご紹介します。

既存の枠を超えるために

柔軟な活動をするアーティストが増えたように思う。バンドを掛け持ちしたり、ソロでリリースをしたり、他のミュージシャンとコラボをしたり。いかに既存の枠を超えていけるかという課題に対して、各々が新たな境地へ挑戦している。

HYDRO×簾ンデゲオチェロとプロジェクトも、そのような活動の一環に感じた。西東京を中心に活動するHIPHOP バンド流線Kグルーヴとして活動しつつも、他のチームにも属し新たな表現を追求している。そんな二人だからこそ、対マンでより面白いことをしようと試みるのは自然な流れだったのだろう。先日投下された作品も、そんな彼らの温度を色濃く反映したものだった。

作品の名前は「おりえんたる」、ローの効いたグリッチサウンドにHYDROのラップスキルが際立つ1曲だ。2分にも満たない短い曲なのだが、緩急を巧みに扱うことで楽曲のインパクトを鮮明に植えつける。前作の『Plassick』とは一味違う楽曲に仕上がっているので、ぜひ聴き比べてほしい。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・KANDYTOWN
・TOKYO HEALTH CLUB
・Soulflex
・流線Kグルーヴ