SAM4416が魅せる、コラボレーションの可能性
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はSAM4416をご紹介します。
違う角度から楽しんで
“化学反応”なんて言ってしまうと薄っぺらくなるが、コラボレーションは様々な可能性を孕んでいる。バンドにたったひとりのラッパーを迎えるだけで、新しい世界が広がったりするのだから。
SAM4416は、侍文化とカンノアキオ(4×4=16)の即席ユニットだ。2018年11月から音源を制作したりワンマンライブをしたり、ゆるやかに活動している。
普段はドストレートなギターロックを奏でる侍文化だが、この時ばかりはおしゃれなヒップホップバンドにギアチェンジ。リフの作り方ならずサウンド面からも、新しいアプローチを試みている。そこに乗っかるカンノのラップは、ぶれず狂わず4×4=16そのものなのだから面白い。お互いのちょうどいい温度で、違った角度から音楽を楽しもうとするユニットこそSAM4416なのである。
先日配信された「4×4=16 through」は、『ミクスチャーe.p.』に含まれている楽曲。5か月連続配信の1曲目となる作品だ。絶対忘れるな・志賀ラミー氏作った曲を侍文化の面々が演奏し、カンノがフロウをかます。コラボレーションの旨味が濃縮されたナンバーに仕上がった。
●こんなアーティストが好きな人におすすめ●
・スチャダラパー
・RIP SLYME
・nobodyknows+
・踊FootWorks