共鳴が開いた、GARIの新たな扉

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はGARIをご紹介します。

出会いが引き寄せた1曲

“大人の事情”や“やむを得ない譲歩”で、呼吸困難になりそうになる現代。本当にやりたいことや伝えたいことを見失いそうになる人は、きっと少なくないだろう。だからこそ“遠い親戚”であることを理由に、GARIが映画の主題歌を務めたことは意義あることだと思うのだ。

GARIは1997年に結成された日本のエレクトロ・ロックバンドだ。ロック×エレクトロをポップな楽曲で鳴らし、日本の“踊レルロック”を切り開いてきた。その活動は国内だけにとどまらず、フランスのレーベル「soundelicious」からのリリースやフィンランドや台湾のフェスへも出演。2015年から活動休止していた期間があるものの、その人気はとどまらず今も精力的に活動を続けている。

本日リリースされた「UNCENSORED」は、俳優の斎藤工が“齊藤工”名義でメガホンを取った映画「COMPLY+-ANCE」のために書き下ろされた作品だ。とある番組で斎藤工とYOW-ROW(Vo./Prg.)が遠い親戚であることが発覚し、今回の抜擢に繋がった。忖度や配慮ばかり優先されてしまう日本に対して、アンチテーゼを叩きつけるクールでエッジなナンバーである。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・BUCK-TICK
・SCHAFT
・SiM
・Fear, and Loathing in Las Vegas