王道をぶち抜く、causticsのギターロック
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はcausticsをご紹介します。
変わらない良さを鳴らして
どんなシーンでも真新しいものがもてはやされる風潮はあるが、変わらないものはまた違う良さがあったりもする。安心感やすぐに順応できる感覚は、“ずっと知っている何か”特有のものだろう。2019年より活動を開始したcausticsも、そんな匂いを漂わせるバンドだ。
彼らの音楽を形成するのは、少しクセのある言葉づかいと王道ギターロックのサウンドメイク。また、期待を裏切らない楽曲構成だ。新進気鋭のアーティストというのは、構成や音作りなど予想のつかないものも少なくないが、causticsの音楽にはずっと慣れ親しんできたような安心感がある。自分たちが影響受けてきたものを素直に落としこみ、次の世代に繋ぐのは彼らのような存在なのかもしれない。
先日リリースされた『faded/夢遊』は1stシングルとして、昨年の10月にリリースされた作品。これぞ王道J-ROCKという構成とメロディーラインは、ロキノンなどのフェスを好む人におすすめしたい1枚だ。
●こんなアーティストが好きな人におすすめ●
・BUMP OF CHICKEN
・the cibo
・The Cheserasera
・Absolute area