経験が形づくる、YUMA HARAの本質
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はYUMA HARAをご紹介します。
現場で培ってきた音楽
Little Glee MonsterやCHEMISTRY、フィロソフィーのダンスといったミュージシャンの作品へ参加したり、映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」やアニメ「血界戦線」の劇中歌でも活躍をしているYUMA HARA。いまやJ-POPに欠かせない存在である彼だが、その根底に流れるのはJAZZ由来のメロウなリズムだ。
祖父がテナーサックス奏者の原 信夫、父がギタリストの原とも也というジャズ一家に生まれ育ったHARA。血筋が侮れないのはもちろんだが、今の彼が存在しているのはその圧倒的な経験値ゆえだろう。中学生の頃からジャズセッションへ通い、東京音楽大学付属高校への進学時にはクラシックギターを専攻。Boston の Berklee college of music に入学後はジャズクラブでの演奏活動も始め、コツコツと経験を積み上げてみた。
生まれ持った環境に甘んじることなく、自分の力で道を切り開いてきたからこそ、HARAの作る音楽は本物だし多くの人に届く。リアルな現場で培ってきた空気やグルーブが彼の作品には閉じこめられているのだ。
先日配信が開始された「Brazilian Rhyme」は、3月の頭に7インチレコードしてリリースされた作品。ダンスチューンの名手であるT- Grooveと共に挑んだ名曲を再定義するような1曲となっている。素晴らしい音楽は朽ちることがないのだと、若い世代にも響くナンバーだ。
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