自然体を許す、パルプ・フィクションの大胆さ
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はパルプ・フィクションをご紹介します。
荒いからこそ心地よい
少し荒々しいもののほうが、綺麗すぎるものよりも安心感がある。無理に飾らなくていい、そのままでいいと言ってくれているようで許された心地がするのだ。
下北沢を中心に活動するパルプ・フィクションも、そんな気持ちにしてくれるバンドのひとつ。2017年6月に大学のサークル内で結成し、サークル活動と並行してバンド活動に打ち込んでいる。
彼らの特徴は、空間系エフェクターを駆使したサウンドが深みのある女性ボーカルだろう。ディレイやディストーションを組み合わせることにより、1曲のなかでいろいろな展開を見せていく。また、クールな歌声は生々しいリリックを真っすぐに届けてくれる。刺々しいのにストーレートな音楽こそ、パルプ・フィクションの真髄なのではないだろうか。
先日配信された『Dusk Till Dawn』は、2019年8月にリリースされた作品。抒情的な歌詞と荒々しいサウンドが痛快なロックサウンドは、弱さを許し鬱憤を晴らしてくれるはず。
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・DADARAY
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