Leaps and Boundsに受け継がれる、ロックの心

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はLeaps and Boundsをご紹介します。

地域に根付いたロックを鳴らせ

“グンマー”などとからかわれ田舎のイメージが定着した群馬県だが、実はBOØWYやBUCK-TICK.、buck numberなど多数のロックバンドを輩出した地域でもある。その魂は2020年代に突入した今もなお、後輩たちへ脈々と受け継がれている。先月、活動1周年を迎えたLeaps and Boundsも、そんな流れに位置するバンドのひとつだ。

当初こそELLEGARDENや椎名林檎のカバーもこみでライブをしていた彼らだったが、今ではすべてオリジナル曲でステージができるまでに進化。高校も卒業し、一歩一歩前へと進んでいる。
そんなLeaps and Boundsの魅力は、どこか懐かしいサウンド感とノスタルジックな歌声だ。80年代のニューウェーヴを感じさせるギターは、単音との組み合わせにより今っぽさを香らせる。また、哀愁漂うボーカルは音楽にさらなる深みを与えていく。

先日配信が開始された「真夜中シティーポップ」も、そんな彼らの魅力を感じるナンバー。群馬出身ならではの、どこか都会的になりきれない絶妙なシティー感を感じてほしい。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・YAJICO GIRL
・Mellow Youth
・Dannie May
・fish in water project