エッジな感性でDopantが創る、ネオシューゲイザー

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はDopantをご紹介します。

既存のフレームにとらわれない

ジャンルに括りつけることが野暮だと感じるバンドが本当に増えた。King Gnuや米津玄師、Vaundyなど、若者の心をとらえる音楽は、“かっこいい”という軸だけをぶらすことなく柔軟に変化し続けている。Dopantもまた、そういうたぐいのバンドではないだろうか。

彼らは、東京三軒茶屋発の5人組だ。“真夜中ポップとシューゲイザー”という謳い文句に誘われ音楽を流すと、度肝を抜かれることだろう。イントロなしの構成、スラップを惜しげなく披露するベースライン、声を荒げるボーカルと、従来のドリーミーなシューゲイザーとは違うサウンドが広がる。
また、歌詞もとてもリアルで生々しい。オルタナティブロックの文脈で耳にするような歌詞が、一味違うインストを従えて聴こえてくる。既存の枠にハマらないエッジな表現こそ、Dopantの魅力ではないだろうか。

先日配信が開始された「ゆヶり」は、1stシングルとしてリリースされた作品。飲みのコールを曲にまるっと突っ込んでしまうセンス、1回終わったと思わせてぬるっと始まる展開など、フレームに収まらない彼らの力量を感じさせる。アルコールを片手にライブで盛り上がりたい1曲だ。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・東京事変
・Kimg Gnu
・Vaundy