柑橘ピータンが目指す、23世紀サウンド
PICK UPアーティスト
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は柑橘ピータンをご紹介します。
ポップにクセを潜ませて
時代ごとに流行る音楽は変わっていく。それこそ、いま聴かれている音楽が、来月も聴かれ続けられている保証だってない。そんななか、“23世紀のハイブリッドガール”を謳う、宅録シンガーソングライターがいる。彼女こそ、ソロユニットとして活動する柑橘ピータンだ。
もともとはバンドのギターボーカルをしていたが、Garage Bandとの出会いをきっかけに宅録女子へと転身した彼女。作詞・作曲、編曲、歌唱など音楽周りをこなすだけに飽き足らず、アートワークも自身で手掛けている。
そんな柑橘ピータンの魅力は、“トキメクようなGood Contents”をテーマとしたポップな作風だ。言葉やサウンド、ビートを巧みに組み合わせて、誰にでもなじみやすい楽曲を生み出している。そのなかで、センスのよさを感じるワードやフィルを仕込んでくるのは、彼女の持ち味といってもいいだろう。
先日配信が開始された『PRIME MOVER』は、今年の4月にリリースされた1stアルバム。いろいろなジャンルを縦横無尽に行き来する、キャッチーな12曲が収録されている。ドラえもんの先を行く、彼女の価値観がギュっと濃縮された1枚だ。
●こんなアーティストが好きな人におすすめ●
・YUKI
・相対性理論
・さよならポニーテール