フツーライフが届ける、深さのある日本語

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はフツーライフをご紹介します。

”ジャパニーズいいもの”を目指して

ロックを日本語で歌うべきか、英語で歌うべきか議論された「日本語ロック論争」から、はや50年。すっかり日本語はロックに定着し、“ジャパニーズいいもの”を謳うバンドも現れた。彼らこそ、フツーライフ。千葉県を拠点にしている、歌ものロックバンドだ。

“ジャパニーズいいもの”を掲げるだけあって、フツーライフの歌詞は日本語が基調になっている。しかし、だからといって、難解な日本語を使うわけでもない。聞き取りやすい言葉を選び、深みのある一戸（Vo.）の声で聴かせていくのが彼らのスタイルだ。
その歌声を支えるサウンドは、AORやR&Bのグルーブで回転していく。それぞれが演奏のスキルをきちんと持っているからこそ、エモーショナルな一戸の歌もしっかりと乗り切る。絶妙なバランスを保ちながら、彼らは音を鳴らしているのだ。

先日配信が開始された「夜が続くまで」は、深夜の感傷的な空気が漂うナンバー。ライブではお馴染みの1曲が満を持して配信リリースとなった。ソウルフルな一戸の歌声とエモーショナルなバックバンドに、一夜の想いを馳せて欲しい。

●こんなアーティストが好きな人におすすめ●

・the band apart
・Unchain
・THREE1989