Gambsが紡ぐ、今のネオシティポップ

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はGambsをご紹介します。

自分たちのカラーで

2016年にSuchmosやAwesome City Clubを中心として、一世を風靡したネオシティポップ。最近はさらに進化し、ネオニューウェーブやネオ歌謡を目にする機会も増えたが、その文脈は今でも受け継がれている。Gambsも、まさしくそんなバンドだ。

神奈川県と東京都のメンバーからなる彼ら。2019年3月に結成し、現在ではメンバーチェンジを経た4人で活動している。
その音楽性は、都会的で華やかだ。ふんだんに使われているシンセサイザーにコンパクトな音作りのビート、主張しすぎないギターなど、スマートにイケているサウンドを丁寧に作りこんでいる。また、楽曲に合わせて日本語と英語を使いこなしているのも特徴のひとつだろう。歌詞として意味を成すことはもちろん、言葉の響きを活かした作品を生み出すバンドなのである。

先日配信が開始された「You only have to smile」は、キラキラとしたポップナンバー。クラブでかかっていても盛り上がるアッパーチューンは、リリックもポジティブで心が弾む。気持ちを切り替えたいとき、耳にしたい1曲だ。