未知なるワクワクにときめく、オノマトペルの世界

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はオノマトペルをご紹介します。

アトラクションミュージック！

グイグイと世界へ引きずりこんでいくボーカルに緩急をつけて自由に展開される曲、そして物語性の高い歌詞。1曲聴くだけでテーマパークのアトラクションに乗るような気持ちにさせるアーティストこそ、横沢ローラと工藤拓人のユニットであるオノマトペルだ。

各々がCMソングの歌唱やミュージシャンサポート、編曲などで活躍している彼ら。親しみやすいキャッチーな楽曲が多いが、ただポップなだけではなく末端までこだわりが詰まっているのが印象的だ。
転調や変拍子に物動じしないことはもちろん、誰とも被らないような感性や視点で、独特の物語を紡いでいく。その様は、まさしく予想ができぬアトラクション。止まるか進むかわからないし、悲しくなるか嬉しくなるかもわからない。オノマトペルは、未知なるワクワク感でリスナーの心を掴んで離さないのだ。

先日配信が開始された「君と僕の答え」は、12月にリリースされるアルバムの先行第2弾配信曲。擬人化したコロナとヒトの「僕」の問いかけをテーマにした1曲となっており、メルヘンチックな世界観でありながらどこか影を感じる仕上がりになっている。物語に想いを馳せながら聴いてほしい。