SiMAが超えていく、ヒューマンビートボックスの限界

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はSiMAをご紹介します。

自分だけの表現を求めて

時にはボイスパーカッションなどとも表現される、ヒューマンビートボックス。多くの場合、発話器官を使い“ビートを刻む人”のイメージが強いが、京都出身のSiMAは一味違う。彼はループエフェクターを駆使し、一切楽器を使用せずに楽曲制作や演奏を行うクリエイターなのである。

2010年には、フジテレビ系列『ハモネプリーグ』に出場。その後もFUNKISTやdeux-leoのメンバーとして経験を積んできた。
いうならば、SiMAの活動は彼にとってのひとつの集大成だ。今までグループで培ってきた経験を活かし、ひとりでやれる音楽の固定概念をぶち壊していく。だからこそ、有機的かつ奥行きのある表現を展開できるのである。

先日配信が開始された「Overdrive」は、SiMAにとって1stシングルとなる1曲。エレクトロなトラックと優しい声が心地よいナンバーに仕上がっている。