リアルに紐づいた、中村月子の歌声

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は中村月子をご紹介します。

嘘のない言葉を音楽に

艶っぽくも柔らかくも響く歌声を持つアーティスト、中村月子。伝えたい想いに出逢う度、彼女の歌声は様々なカラーに染まっていく。

そもそも中村月子の歌は、弾き語りから始まっている。9歳の時にギターで弾き語りを始め、11歳ではオリジナル曲の作成を開始。高校卒業後は作家として活動すると共に、弾き語りライブを重ねてきた。
そんな彼女だからこそ、歌声に命が宿る。中村にとって音楽や歌は日常の一部であり、現実と紐づいたリアルの産物。創作物でありながら嘘のない真実と直結しているからこそ、聴くものの心に訴えかけるのだ。

先日配信が開始された「ひとつ」は、建築家である永田昌民が設計した自邸『東久留米の家』を訪問した際に体感したことを曲に落としこんだもの。疲れてしまったときこそ手を伸ばしたい、穏やかで温かいナンバーだ。