Asami Tonoが紡ぐ、ピュアな想い

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はAsami Tonoをご紹介します。

やりたいことを素直に

感情にそっと寄り添ってくれるピアノと透き通った歌声は、雑念を全て取り除いたような清々しさを放つ。それはAsami Tono自身が、音楽に対してピュアでフラットな感性を持っているからかもしれない。

たとえ趣味だとしても、音楽を作っていると「たくさんの人に聴いてほしい!」「有名になりたい!」なんて欲がでてきておかしくないものだが、彼女は「本当に届いてほしい人に届くほうが嬉しい」と口にする。そして、それが万が一にも誰かに何か響いたら御の字だと。
Asamiにとって“音楽を作る”という行為は誰かに侵される権利でもなければ、強いられてやっていることでもない。自分がやりたいと望み、やっていること。だからこそ、彼女自身が美しいと思うものを描きたいとものを丁寧に紡いでいく。結果としてそれがリスナーの心を震わせるのではないだろうか。

先日配信が開始された「Wither」は、枯れゆく花のことを歌ったナンバー。物憂げなピアノとボーカルが、じんわりと染みる1曲だ。