てつとが歌声にこめたエモーショナル

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！ 今回はてつとをご紹介します。

伝え方を選び抜いて

ぷらそにかのメンバーでありながら、音楽番組「音楽チャンプ」へ出演経験もあるシンガーソングライターのてつと。またとない感情を捕まえて、彼は音楽へ落としこんでいく。

小学校3年生の頃から、てつとは音楽の道へ傾倒してきた。高校時代まではバンドに励んでいたが、大学進学をきっかけにピアノ弾き語りのスタイルへチェンジ。女性ボーカルの楽曲を好むようだが、ユニコーンやSUPER BEAVERなどバンドへの造詣も深い。
彼の魅力は、ただの上手さに縛られないエモーショナルな歌唱だ。淡々と言葉を紡ぐのではなく、アタック・コア・リリースのすべてを駆使し、歌詞が一番伝わる表現を選びぬく。バンドとして表現に向き合ってきたからこそのエモさが、てつとの強みではないだろうか。

先日配信が開始された「この夜が明けたら」は、トラックメイキングには盟友RYOEMが参加したナンバー。ロマンティックなトラックとてつとの甘さが溶け合う1曲に仕上がった。